皇居で「新年祝賀の儀」

1月1日 11時45分 NHK
皇居では元日、「新年祝賀の儀」が行われ、天皇陛下が「国の発展と国民の幸せを祈ります」と新年のあいさつをされました。
「新年祝賀の儀」は、年の初めに天皇陛下が皇后さまとともに皇族方や総理大臣、衆参両院の議長と議員、それに日本に駐在する外国の大使などから新年のお祝いを受けられる儀式です。皇居・宮殿の「松の間」では、午前11時すぎから、両陛下が皇太子さまなど皇族方とともに儀式に臨まれました。そして、出席した衆参両院の議員や夫人を代表して、横路衆議院議長と平田参議院議長がそれぞれ新年のあいさつをしました。これに対し天皇陛下が、「新しい年を、共に祝うことを誠に喜ばしく思います。年頭にあたり、国の発展と国民の幸せを祈ります」と述べられました。両陛下は、午前中、野田総理大臣や閣僚、それに最高裁判所の長官などからもあいさつを受けられました。午後からは日本に駐在する外国の大使からあいさつを受けられることになっています。