無計画停電

東京電力の発表は二転三転して混乱を拡大しつつある。9時20分を過ぎたが停電は起こっていない。第1グループか第2グループかいまだに不明だが情報を集約すると10時が一つの節目らしい。一方で福島原子力発電所のニュースはとまっている。菅首相も枝野官房長官も平時の政治闘争には向いているが戦時の情報提供には明らかに失敗しつつある。軍部・東京電力からの情報が遅れたとはどういう言い草か。軍部も計画停電原発対応の二面作戦に失敗している模様。しかも大口需要者である鉄道のことをなにも考慮しない。どちらにもリーダーシップ不在である。社長としばらく前に政治の混迷からオーストラリアのように総選挙をして維新後のようにすっかりメンバーをいれかえねばと話していたり、知人の経済学者が財政破たん後のことを見据えて戦後闇市の時の経験を描いた小説が役に立つと新書で書いていたのを思い出す。まさに大混乱のなかで目の前にあることを解決するという原点に立ち返る必要がある。まずは食糧。コメをもとめて8時半に家を出る。昨日よって花粉防止スプレーを買ったドラッグストアに8時50分、もち米しかないのを確認して方向転換。うどんやチョコレートや缶詰を購入。セブンイレブンでインスタントみそ汁など。もうひとつのドラッグストアでは、そばにパスタ。レジに並んだのが9時少し過ぎ。みるみるうちに後ろに長い列ができる。近くの大型スーパーはもっと混雑していたと後ろに並んだおばちゃんたちが話していた。ケータイに所沢市役所の戸籍係からの電話。掛け直したら不通。