2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

浅川が多摩川よりも強かったなら

長野の森将軍塚古墳で観光ガイドから、千曲川より犀川のほうが流量が多いので千曲川の流れが大きく湾曲しているのだと聞いた。確かに安曇野あたりで南北からの流れをまとめ、険しい山間部を長く北にすすみ、川中島のあたりで東に流れ出す犀川は、半端じゃな…

茶と米と焼酎を買う

片居木園で「茶風」なるお茶と地元のサトイモ、ヤオコーで山形県「鮭川産はえぬき」と鹿児島県指宿市の焼酎「白露黒麹」を買う。北海道産の豚肉とジャガイモで肉じゃが。PBのしらたきに地元のしいたけ。昨日買ったパン。埼玉県産のほうれん草をゆで中国産…

政治の季節

新潟で知事と市長が共同記者会見をして、市と県を統一し新潟州あるいは新潟都を目指すことを突然発表した。国政が混乱し統一地方選が近づく今、この出来事は政治の季節がはじまった合図に思える。大阪府と大阪市の動きは愛知県や名古屋市にも飛び火していよ…

そこで息をたっぷりすう

のどの痛みは激しくなるばかりだった。首筋の脹れは揉むと悪化するようだった。どうしたらいいのだろう。咳をしてさらに痛くなるのを防ごうと自然と息を止めた。からだが緊張で硬くなった。首筋の筋肉もまた。いつものように硬くなった。いつものように。そ…

切手収集と短波受信

ひとりの趣味は他にもあった。切手のコレクションが最初の趣味だったが、不器用なのでアルバムにピンセットできれいに張り付ける作業が向かなかった。どういうわけか消印の付いた切手や使われた古いハガキなどが気に入っていた。通信という行為のほうに関心…

国高時代の前に

目が覚めると昼を過ぎていた。風邪をひいた後のあの治るときの元気が出たという感覚。ずいぶん久しぶりだが、若いころには確かによくあった。中学受験に失敗して高熱を発したあと友人が見舞いに来てくれた。母親から言われたのだとは思うが嬉しくてそれから…

事実は小説より奇なり

吉田健一も小説の中で「そんなことありえないという者がいたらそれは小説の読みすぎだ」という言い方をしている。少なくとも自分には小説などを読んでいるより限られた自分の人生のなかに次々と起こる不思議な出来事や人の縁に対し誠実に対処することの方が…

もののあはれ・諸行無常

あはれは、かなしいとか、はかないとか、主観とも客観ともつかない形容詞で、もともとは、「ああ、われ」という、いまここにおのれがあることを気づく、反省的な契機を示す語感をもつので、それが物象化的なまとまりの「もの」を頭に付けて、何となくという…

ものごと・事物

事はひとことでは差異化であって天空あるいは時機の意味であり、物は逆に同一化であって大地あるいは存在の場面といえる。詩は天から忽然と降りてくるし、話はその土地で際限なく湧いてくる。ことなる、ことわり、ことごとく、に対して、ものうし、もののあ…

証人喚問も。

憂鬱である。なにが証人喚問も視野に入れて検討しなければならない、だ。小沢氏に対しても野党に対しても政倫審の一点張りできていたのに。野党が求めた証人喚問を無視して本人がそういったからという屁理屈で政倫審を声高に訴えておきながら状況が変わった…

もの語りとモノ作り

きのうドムカで話していたこと。例によって仏像は仏教ではなく日本特有の信仰によるものだと。上野の東京国立博物館の法隆寺館のずらりと並んだ小さな持仏はフィギアである。それは「物語」とか「物の怪」というときの「もの」である。アニメというのはその…

のどの痛みを治すついでに

素晴らしい。横になってホカロンで温め硬い首筋をじっくりマッサージしたら解れてきたぞ。

西友小手指店

のどの痛みは残っているけれどだいぶ体調は回復した。きょうは休養日。アイロン台を買いにバスで小手指駅へ向かう。通り沿いに3軒のお茶屋さん。西友の前にも2軒。アイロン台のほかにランドリーバスケットも。別のフロアでアディダスの靴が半額になってい…

東村山市恩多町

阿佐ヶ谷よるひるでドムカ。昨晩飲みすぎたのでホットジャスミン茶ではじめる。早くに集まったのが若い女の子ばかり。三度目の参加の出版営業さんに偶然ここでばったり会ったというそのお友達に成人式を迎えたばかりの学生さん。出版営業の子と成人式の話を…

七福神と八百萬

アートの紙とファッションの布。生活のお米と日常のお茶。それらを支える水と土。素材についてじっくりと検討すること。中国風の天地というより、あめ、と、つち。天空と大地。時機と場合。外来の神様たちには奇数が、古来土着の神々は偶数が。奇妙な出来事…

壺中居

ミヤケマイの個展を見に行く。そのまえに八重洲の古書店で安東次男の署名入りの「日本やきもの旅行1」馬場春樹「連句への道」講談社文芸文庫の中野重治。うっかり系の本人からお菓子をいくつもいただく。場所が場所だけに手の届かないプライスであるが、講…

昭島の水

革新塾の3回目の交流会が国分寺である。いちばん気になったのは昭島の水。昭島市は、ほぼ100%井戸水なのだそうだ。おとなり福生の日本酒の影に隠れてはいるが、これはとても大切な経営資源になる。出ていた話は「島豆腐」。しかし思うのだが例えば緑茶の…

所沢図書館椿峰分館

きのう引っ越して1か月でようやく図書館の利用手続きを済ませた。玄関の扉を開けマンションの廊下に出たところから見えるしゃれた建物。尾根道を1分歩くと着くのだから、これまでの中で最も住まいに近い公立図書館である。航空公園駅下車の市役所の並びにあ…

なかなか凄い改造内閣

権力抗争的政治手法の菅直人は好きではないし、この人選が局面打開になるかどうかは今しばらく静観するほかないわけだが、与謝野経済財政担当大臣、藤井官房副長官という二人の財政通の長老が揃ったことは、なかなか凄いことではないか。2年しか持たないとい…

天神社

そう考えてみると祭神は別にして『大麻止乃豆乃天神社』(おおまとのつのてん神社)『阿豆佐味天神社』(あづさみてん神社)『布多天神社』(ふだてん神社)、あるいは「穴澤天神社」(あなざわてん神社)という多摩郡の延喜式内社あたりは、北野天神でなく…

八王子と八丈島

年末にお会いした織物つながりの大人たち。八王子と瑞穂町のおじさんは地元の先輩後輩だった。はるか南ではあるが東京都の八丈島のおばさんはどういう兆しか。八という数字が手掛かりか。四方八方とは天ではなく地の表現である。すなわち地を治める神さまに…

引越から1か月の朝

昨晩ホカロンを腰にあてて寝たら効果抜群で腰だけでなくカラダ全体がとても調子よい。

勝楽寺の根古屋城址

東京都水道局の敷地内で立ち入ることはできない。東日本に多い根古屋は山城のふもとの集落という中世の言い方のようで、山口氏がつくったこの城も室町時代のものらしい。勝楽寺は高麗郡の聖天院にある名前だ。かつての勝楽寺村は山口貯水池の底に眠っている。

まあまあの夕食

夕方ヤオコーにいってイタリアはプーリアの赤ワインとオーストラリアの安い牛肉と埼玉の京菜を買って、残っていたチーズとわさび漬けはクラコットにつけ、ミックスビーンズの缶詰を人参のスライスと京菜に混ぜてバルサミコを加えてサラダにして夕食とする。…

堀口天満天神社

明るい陽射しだが風が強くて冷える中を昼過ぎに歩き出す。椿峰の遊歩道になっている尾根道を西に。路線バスが小手指に折れるところから山に入る。墓地とゴルフ練習場をすぎる。雑木林が鳴っている。人が踏み歩きつくられたのが道である。揺れる樹木の枝。う…

武蔵野の三つの丘陵地帯

まずは牛込から湯島あたり。昔は大手町に注いでいた平川つまり神田川と不忍池に流れ込んでいた石神井川に挟まれるあたり。それから渋谷から駒場あたり。神泉を源のひとつとする宇田川も合流した渋谷川と東大キャンパスからも湧水のあった目黒川が決して交わ…

渋谷川李白で新年会

この日ようやく受験勉強のスタートを切れて気持ち良く飲みに出かける。椿峰の部屋を出て電車を乗り継いで渋谷駅へ。時間があるので宮益坂をのぼり古本屋に。さらに二丁目のコーヒー店で時間をつぶす。昔このあたりにあったニュージーランドワインの店はもう…

ヤオコー所沢椿峰店

北に丘一つ越えた歩いて10分くらいのところ。丘上の椿峰小学校からは秩父連山の山並みが美しい。バス停でいうと高峰で近所には片居木(かたいぎ)という名の家がある。もちろん茶園も。埼玉県小川町で生まれた「八百幸」は食生活提案型スーパーということ…

狭山丘陵散策 所沢南部七路

大地と身体のアナロジーを付け加える。頭は山口、中氷川神社から下山口駅。首は小手指元町、北野天神社から小手指駅。肩は上新井、六所神社から所沢駅。背は久米、鳩峰八幡から東村山駅。腰は荒幡、浅間神社から西武遊園地駅。脚は上山口、堀口天満宮から西…

「飛花落葉」

新宿支社で仕事始め。スタッフ全員で近所の須賀神社にお参り。副社長から今年は初心にかえることと「勢」が大事との挨拶あり。南北線と東西線を乗り継いで大手町へ。将門の首塚。切れ目なく参拝客。クルマから降りてきた若い男性が赤ん坊を抱いたまましゃが…