多摩ライフ

晴れているが黒い雲があって薄手のジャケットで暑いと感じて間もなく寒いと思うへんな天気。まずは山口線のほうから萩山と拝島を経て昭島へ。モリタウンは遊園地よりも家族連れがたくさんいた。シネコンを含む商業施設全体がモリタウンなのだがコアになるイトーヨーカドもエスパというので地元の人でも呼び方に混乱がある。このタイプのショッピングモールは豊洲にもあった。百貨店が振るわないわけだ。母の日の催事で交流会で知り合った女性が手伝っているプリザーブドフラワーを買う。ただ女性は駅近いエスパではなく奥のモールの通路にいて催事は別ものであったことを知る。ユニクロで薄手のジャケットと靴下を買う。そのあとは国立へ。駅前の古本屋で「芭蕉連句評釈」上下巻を買う。すっかり「行きつけの店」となっているワインバルの店主に一輪物をプレゼント。バイトの男性と3人でおしゃべりしつつ明るいうちから飲む。通りをゆく人たちがみえるカウンターに座っていると駒場珈琲店とか麹町のカフェのことが懐かしく思い出される。店主が国立は老人ばかりだと笑う。確かにクリニックの看板が目立つ。帰りの多摩湖線では「國立」と胸に入ったジャージ姿の男の子3人と新しい運動カバンを抱えた1年生らしきふたり。部活の帰りなのだろう。30歳は離れている後輩たちの若い会話を鳥の声でも聴くように楽しむ。