李白へ

小金井の事務所でプロジェクターを回収して四ツ谷の事務所に持っていく。お茶の水でおりて神保町へ。意外な古本屋で収穫が続く。富士川英郎「江戸後期の詩人たち」(麦書房・昭和41年初版)、川添昭二「中世文芸の地方史」(平凡社新書・1982年初版)、安東次男「古句再見」(筑摩叢書・1984年初版)。尾形仂「俳諧史論考」(桜楓社・昭和52年)は、落丁の蔵書と取り換えるため。武部利男「李白の夢」は当然渋谷の店主にと思ったが、外見は美本ながら線引き多し。それでも喜んでくれて生ビールをいただく。将進酒李白をぐい飲みで二杯。札幌「西高ラーメン」をとりにきた元パルコの先輩。ソルティードッグを実験するバイト。いつもながら濃い会話の時間を過ごす。