徳川軍の中心をなしていたのは、三河武士と甲州武士だった。武田家が滅んだあと召し抱えられた甲州武士と元々徳川家の家臣であった三河武士は、両者の負けじ魂によってうまい具合に士気を保ち、切磋琢磨していた。遺老の話によれば、三百年の泰平によって直…
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