道端の草花

このところ暖かくてコートを着ていると汗ばむような時と猛烈に寒くて薄手のコートではかなわないと思う時がめまぐるしく入れ替わるへんな天気が続いている。陽射しは春たけなわの明るさなのだが。そんなこともあって国立の大学通りの桜も3分咲きで、神田川の夜桜も樹によって咲き方がまちまちであった。それでも近所の道端には少しずつ緑を濃くする草が土を覆い始め、色とりどりの小さな野花が咲き始めた。芝桜で明るいピンクの一帯がひろがったりや黄色いタンポポがまるくぽつんとあったりと心がなごむ。小手指の新井園本店では4月の「後熟茶まろみ」という濃いめのお茶を買って、震災後はじめて戻った実家では父母それから妹も元気な様子で一安心。