時のあとさき身のまえうしろ

時間的な前後は前が「さき」で後が「あと」で、やまとことばでは前後より「あとさき」と意識して使う。痕跡が残るという「あと」には身体感覚も含まれる。空間的な前後は「まえ」と「うしろ」で逆さまを「うしろまえ」といったりする。進む方向という意味の「まえ」を先頭の尖りとして「さき」ともいう。