解散総選挙への道筋

菅は凄い政治家かもしれない。あれだけ身内から裏切られながら冷静に手を打っている。かじりついているとか居座っているとかではない。古い政治としての小沢を切り大連立を模索した仙谷を外す。鳩山にペテン師と呼ばれ岡田に世の中はままならないと言わせた。内閣不信任案を葬り70日の会期延長。厳しいとはいえ特例公債法案を通し2次補正の手当をし突然の再生エネルギー法案までも。笑顔は政権安定のための旗印を得たと思ったからか。一体改革に加え復興構想で財政の健全化の論点はより強まった。第三の開国は敗戦よりも悲惨な状況で脱原発に論点替えした。総選挙の争点は微動だにしていない。政界再編である。脱原発選挙は郵政選挙よりも強いに違いない。自民党をぶっ壊した小泉に続き菅が民主党を壊す。8月末が今から楽しみだ。