常盤松の部屋 渋谷川の酒場

ミヤケマイの展示会に行って、作家本人から作品や画集のことを詳細に聞くことができた。帰り入れ違いにやってきた有名人に麹町でブックカフェをやっていたと紹介された。駅を超え常盤松のマンションへ向う。サンフランシスコに引越す夫妻の部屋に、精神科医など多くのゲストが集う。思えばニューヨークから来た時のパーティーにも日本酒を持って行った。酒場で知り合った若いカップルが10か月になる赤ん坊を連れてきた。獺祭発泡酒、梅酒、赤ワイン。岸君がその酒場に先に到着していた。テーブル席には毎年12月30日にくるというおじさんグループ。小料理李白の忘年会。和風のつまみに李白を一合おちょこで3杯ほど。先のカップルがやってきて店主に挨拶。芸大講師でプログラム言語を教えているという旦那に、新機軸を開発しようという造形作家を紹介する。カウンターで常連男性が黙々と飲む年の瀬。遅くなってから、最近よく来るようになった、新進女性アーティスト。何を作っているのかよく知らないが、今宵は酒場の梯子みたい。