2011-11-30から1日間の記事一覧

徒然草 序段 島内裕子訳

徒然なるままに、日暮らし、硯に向かひて、心にうつりゆく由無し事を、そこはかとなく、書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。 さしあたってしなければならないこともないという徒然(つれづれ)な状態が、このところずっと続いている。こんな時に一番よ…

地元野菜のカレースープ

鶏ガラ顆粒と煮豆は出来合いだが、白菜、じゃがいも、人参、ブロッコリーと地元の素材で夕食。

定家の構成法、禅林詩の表現法

…『中世の文藝』のほうは、のっけに批評と大書した旗印を掲げただけあって、作品の批評、分析、考察がゆきとどいているのはいうまでもない。定家が『新古今和歌集』の排列で試みた、「断(き)れながら連(つら)なり、連なりながら断れる」という構成法が、…