飯田橋の花見と遊園地の夜桜

小金井のドトールで社長と今後の仕事のうちあわせ。研修ビジネスの意外なチャンスを確信する。夜の交流会まで別行動。天気がよく暖かいので外堀の花見を思いつく。飯田橋で降りて土手の上を一口坂の方へ。法政大学の前あたりはサークル勧誘の学生がたくさん座を組んでいる。雑踏を通り過ぎて大通りへの坂道を下る。ここから見るお堀の水を囲む遠景がすばらしい。桜はそれだけを愛でるよりも土手の草や菜の花などとの鮮やかな色の対比だったり、枝振りがくすんだ水路を背景に際立ったり、老樹の幹から直ちに小花が押し出たりするのを楽しむのがいい。時間をかけてぐるりと散歩。キャナルカフェは一杯だったので待ち合わせの渋谷に向かう。表参道のマックカフェでコーヒーを飲む時は暑くてジャケットも脱ぐような気温だったが、みなとみらい線の日本大通り駅を降りた時は薄手のコートが丁度の寒さになった。帰りは渋谷から西武遊園地行きルートの終電車。萩山0時20分。終点で降りたのは10名ほど。酔いに任せて歩くと人けのない遊園地の周囲のそこここに街燈で照らされた夜桜が楽しめた。時おり歩みを止め花を見上げる。すると夜空に星がいくつか。通りを行くクルマもわずか。なだらかな坂を下り家路につく。