満開の桜花と新緑の若葉

のんびり昼頃起きる。パイナップルを食べてお湯を沸かす。椅子を窓際によせて通りの先の満開の桜を飽かずにながめる。うしろの木々の枝にもまばらに新緑が萌え出ているのに気づく。明るい陽射しに一幅の絵のようである。階段を囲む目前の景色はもっと豊かである。テーブルでお茶を飲みながらゆっくり花木を見まわす。白い花や葉桜やうっすらと色のさす小枝。雑木林でも若葉が枝ぶりを覆い始めた。まだ杉や松ほど濃くはない。鳥が素早く飛んでいき蝶がひらひら舞う。