狭山の虹 国立の宴

体調と天候を考え母校の体育祭はパスした。夕方にわか雨のなかを歩いて駅に向かう。雲の切れ間から西日がまぶしく東の空に完全な虹が見えた。多摩湖線は直通で国分寺まで。時間が少しあるので南口の古本屋。大岡昇平将門記」の中公文庫版を購入して北口のワインバルにむかう。開店時間に万全の態勢でひとりビールを飲み始める。やがて発起人のワイン通記者が登場。主賓はうっかり昼寝で1時間ほど遅れるとの連絡あり。まずは白ワインのボトル。最近フランスはメドックで開かれたフルマラソン。各ワイナリーで20杯飲んだという女性が店主と記者の共通の友人であった。まれにみる酒豪は、昨年生死をさまよったというのだが、陽気で外交的。さらに生まれは国立。ボトルが次々と空く。近所のスポーツ指導者の男性も加わり楽しく飲み続け、気が付くともう12時近い。多摩湖線の終電を逃し武蔵野線経由で西所沢。約1時間歩き帰宅。