竹橋、神田、渋谷。

雨があがって午後、竹橋にイケムラレイコをみにいく。良いものもあるのだが回顧展にはパワー不足。不満の残るなかで神保町を歩いたら時おりワゴンに気になる本。最終的には二冊。安東次男がほぼ鑑賞を書く「日本の詩歌19 飯田蛇笏 水原秋桜子 山口誓子 中村草田男 萩原井泉水」の巻と、同じくあまり見かけない「鑑賞日本古典文学24 中世評論集 歌論・連歌論・能楽論」の巻。きっちり6時に李白について「李白」の試飲会。西海岸はビジネスのパワーがあるというわが師匠が羽田からのフライトの前に参加。店主の先輩である小樽の自治寮の男性たちが5人入ってきて賑やかになる。元の会社の同僚の書いた詳細な葬祭本をカウンターで発見。遅くきてバイトだった若い女性が店置きの三線をつまびく。レベルが高くてあぜん。そういう女性たちもいる。