田無の一番搾りに渋谷の将進酒

とても冷え込んだ木曜日には西東京市に本社のある会社で店長研修。さすが客商売の人たちは呑み込みが良くてゲームも盛り上がる。熱気をたずさえて引き続き田無の白木屋で懇親会。賞品発表でさらに沸き立つ。先方の管理職と私たち４人でテーブルを囲み様々なビジネス論。飲み放題のコースで生ビール５杯。家に帰るころ雨が降りはじめる。金曜日はずっと冷たい雨。昼に起きて少し仕事をしてほっとし又うたた寝。気づくと５時を回っていた。慌てて家を出ると電車が遅れ気味。ツキイチ飲む習慣で渋谷の酒場についたら７時。それでも飲む相手はいなくて手持ちの訳詩集を読む。しばらくして翻訳者の三線弾きが奥さんと登場。さらに古美術画廊バイトの女の子と戦略系コンサルタント男性。エビスビール小に続いて李白を常温で４合。三線は切れた弦を直しただけでも荷風の話には適切な組合せだった。酒場の会話は予期できない楽しみがある。