薬用植物園と植木の街国分寺

東大和市駅で降りる。駅前の野火止上水ぞいにある東京都薬用植物園。「製薬」「有毒」のプレートを楽しむ。さすがに林地は葉が落ちているが温室にはいろいろ。立川通りから玉川上水を越え砂川九番で高台の用水とおぼしき筋は国分寺崖線の下にめぐって南下する。西町一帯の鎮守は神明社で光町は稲荷社。神明社は立派な観音寺とセットで稲荷社は裏に八雲と御嶽。いずれも崖下の新田を見守っていたのであろう。造園業の多いこの辺りで、植木の街国分寺の看板あり。うららかでは常連の男性と大学の珈琲屋みたいと話す。ゼミの学生が来たら教授に飲み会で薦めてもらうというのが店の戦略である。耳の遠いお年よりが入ってきてマイペースに飲む。ほかにも常連の女性。外から見て男二人がいるので別の常連は避けたもよう。古本屋では、幸田露伴校閲の「訳注陶淵明集」。帰りスーパーでチリの白ワインを買い鶏肉のパスタ煮と共にさらに。