河村市長、被災地派遣職員を激励 現地訪れ「復興全力で」

 名古屋市河村たかし市長は18日午後、東日本大震災で被災した陸前高田市の行政機能回復のために派遣した名古屋市職員約20人と陸前高田市役所で会い「これほど喜ばれる仕事はない。復興を全力で応援してほしい」と激励した。

 名古屋市は、震災直後から学校建設や高齢者福祉などの職員延べ約130人を派遣。18日午前に行われた陸前高田市の戸羽太市長との会談では、12年度も職員派遣を続けることを決めた。

 激励の際は、職員からも派遣継続への賛意が相次いだ一方で「職員交代の際の引き継ぎ期間が短く、支障が出ている」などの改善点も挙がった。

2012/01/18 20:10 【共同通信