2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

横浜・川崎市、県から独立の「大都市制度」共同研究

2011/7/27 6:10 日経 横浜市と川崎市は26日、都道府県から独立して行政運営を行う「大都市制度」について共同研究を始めると発表した。大阪府や新潟県などが府県と市を一体化する新たな制度を模索するなか、横浜、川崎両市は県の業務を市が手がける方が住民…

経産相「3次補正含めて対応」 原発隣接自治体の支援で

海江田万里経済産業相は26日、泉田裕彦新潟県知事と会談し、原子力発電所に隣接する自治体への財政支援について「3次補正も含めて対応したい」と前向きな姿勢を示した。福島第1原発の事故を受け、立地市町村に隣接する自治体でも、防護服やマスク、放射性…

新潟知事“原発再稼働は困難”

新潟県の泉田裕彦知事は、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の定期検査中の原発の運転再開について、政府が実施する方針の「ストレステスト」と呼ばれる追加的な安全確認を行っても、福島第一原子力発電所の事故原因が解明されないかぎり再開は難しいという考え…

新潟県知事「ストレステスト気休めでしかない」

新潟県の泉田裕彦知事は26日、海江田万里経済産業相と会談後に記者団に対し、全国の原発に対する原発の安全性を評価するストレステスト(耐性検査)について「やらないよりはやった方がいいというレベル。福島第1原発事故の検証が終わっておらず、これを…

ゆっくり日が暮れる

雑木林にあたる西日が翳ってくる。様々な類の蝉の声がたくさん重なり合うのを目を閉じて聴く。

フヨウやユリやサルスベリ

蝉しぐれのなか近くを散歩。南に丘をくだり郵便局から神社をへてまた丘をのぼる。図書館の下から北にのぼりくだって高峰のスーパーへ。途中の坂道や階段のわきに庭や畑があって、フヨウやユリやサルスベリなど、夏の花が色とりどりに10種をはるかに超えて…

<おもて>と仮面(ペルソナ)

「仮面の解釈学」は坂部先生が30代のときに書かれた論考を集めた第一論文集。和辻論に通じる「ペルソナ」という表題がアタマに残っていたが、最初の章が「<おもて>の解釈学試論」だった。カントをはじめとして西洋哲学の源流を探ったが「かたりとふるま…

はやくも葉が色づく

けさ雑木林の手前の葉が一部で赤味がかった黄に色づいていた。緑中まだらの黄色が美しい。

一体二重性の三冊

「ことばについての対話」では言葉と対話。「仮面の解釈学」では哲学と国学。「中世文芸の地方史」では史学と文学。存在者と存在。世界と大地。あめとつち。死すべきものと神。差異と同一。

実家で夕食

夜になって少し涼しかった。実家に戻ると世界水泳がテレビで。そういえば今日正午アナログ放送終了だった。問題なかったでしょと聞くと台所の母が、それがねと。ノートPCをワゴンに据えて夕食の準備をはじめたら音声が聞こえなくて。じつは台所仕事の妨げに…

不適切な書き込みで閉鎖 47NEWSのツイッター

全国新聞ネットが運営する47NEWS(よんななニュース)編集部のツイッター・アカウントに、編集スタッフが原発問題や英国人女性殺害事件の判決などに関連して不適切な書き込みをしたことが分かり、同社は22日夜、同ツイッター・アカウントを閉鎖した…

太宰府市連歌屋

川添昭二の著作があまりにも良くできているので大宰府に行きたいと思いグーグルマップを見た。すると天満宮のあるあたりに連歌屋なる地名を発見。博多湾にそそぐ御笠川と有明海にそそぐ筑後川上流の宝満川と二本の川の源流でもある。九星だと西行きは二年先…

時間と存在

無時間である存在を永遠とみるのは西洋で瞬間とみるのは東洋とわけられる。それで逆に時間は空間のように均質のものとみなすか季節のように変化することとみなすか大きな違いとなる。

十年ひと昔

変革期は店を閉めた2007年から。思えばめまぐるしく仕事が変化している。その前の10年間は転職していくつかの会社をたちあげた激動期。またその前10年を考えると学問の道をあきらめ勤め人として辛抱し続けた。その前は1977年から中学受験に失敗…

石の上にも三年

二年前にゼロからはじめた研修ビジネス。ちょうど一年目、昨年の今頃は国立の創業塾。そのあと経営革新塾やら会計事務所のスタッフ向けやら。二年目のこの夏、ようやく三多摩の経営者たちを独自に集めて理想的な運営となる。さて次の一年、そして三年目には…

李白へ

小金井の事務所でプロジェクターを回収して四ツ谷の事務所に持っていく。お茶の水でおりて神保町へ。意外な古本屋で収穫が続く。富士川英郎「江戸後期の詩人たち」(麦書房・昭和41年初版)、川添昭二「中世文芸の地方史」(平凡社新書・1982年初版)、安東…

夕刊紙のような最近の日経新聞

伝わらぬ「菅語」 退陣・原発…言いたいことは何ですか 国民との対話に関心薄く 2011/7/21 9:15日本経済新聞 電子版

編集と研修

台風が南の海上を通過した。湿度が高く息苦しいくらいの日に三鷹で同窓会の編集会議。数人の男性のなか紅一点は学園紛争のいちばん激しい世代である。夕方から急速に冷え込んだ翌日には小金井で終日マネジメント研修講師。数人の参加者で紅一点のおばさんは…

京都大学教授・佐伯啓思 「菅現象」をめぐる困惑

(産経【日の蔭りの中で】2011.7.18 03:07後半) …もしも、菅氏がもっぱら権力に関心をもつ首相不適格者(その点で人格的な問題をもつ人物)だとすれば、そんなことは以前から民主党員にはわかっていたことではないのか。ひとたびは菅氏を支持した民主党員が…

いまココこころコトバ

いまは居る間あるいは行く主。持続にして内在だ。ココは個人で自己の限定。切断し外からみる。時間は外観となり空間は包括される。むしろ現在と場所である。こころは我なので内に包むからだと共にあり変化のうちに消え去る。コトバは精神なので形象として外…

渋谷公園通りと国立大学通り

渋谷では坂道、国立では直線。増田通二は宇田川の反対がわで渋谷の古い繁華街である道玄坂に対してもうひとつの坂道を「公園通り」と名付け「パルコ」をつくった。道玄坂にある「百軒店」を開発したのが師匠の堤康次郎。大正の震災直後のことである。国立で…

橋下知事と吉田所長

まわりが全て敵の状態であっても決してうろたえることなく、適切な判断を示すのがトップの役割であり、どんなに混乱した状況の組織のなかでも常に悲観することなく、現場で対処するのがリーダーの素質である。原発事故を抱えた震災後1年を、後世の歴史家な…

首相動静―7月16日

2011年7月16日20時33分 朝日 【午前】公邸で過ごす。 【午後】0時10分、官邸。同26分、陸上自衛隊ヘリコプターで官邸屋上ヘリポート発。福山官房副長官同行。1時28分、福島県楢葉町の福島第一原子力発電所事故の対応拠点「Jヴィレッジ」。福島第一…

16日の菅首相の動静

2011/7/17 0:50 日経 午前中は公邸で過ごす。▽12時26分 陸自ヘリコプターで官邸発。福山官房副長官が同行。▽13時31分 福島県楢葉町の福島原発の事故対応拠点「Jヴィレッジ」で現場作業員らと意見交換。細野原発相が同席。▽14時6分 自衛隊員、作業員らを激…

首相「冷温停止の前倒しに全力」、原発周辺首長らと意見交換

菅直人首相は16日、福島県郡山市内のホテルで東京電力福島第1原子力発電所周辺の双葉町や大熊町など12市町村の首長らと会談した。首相は原発事故収束にむけた工程表に関し、10月から来年1月までに原子炉の冷温停止を目指す「ステップ2」を前倒しで実現す…

首相 原発対応の作業員ら激励

菅総理大臣は、東京電力福島第一原子力発電所の事故で、後方支援の拠点となっている「Jヴィレッジ」を訪れ、事故の対応に当たる作業員や自衛隊員を激励しました。 菅総理大臣は、16日昼すぎ、自衛隊のヘリコプターで東京電力福島第一原発から南におよそ2…

くにたちの演劇と新聞

三鷹の同窓会事務局で若手の同窓生をよんだ企画会議。平成18年とか22年とかの卒業の大学生やら社会人一年生やら。副会長が目をつけた国高祭クラス演劇の大賞を春に再演する案で現役生徒のミーティングをもつ方向に。若手メンバーのモチベーションが分かり手…

国分寺で三冊と阿佐ヶ谷で数杯

猛暑が続く。西武遊園地から国分寺まで直通で。北口の古本屋で、吉田健一訳ドナルド・キーン「日本の文学」(中公文庫 昭和54年刊)、角田文衛・中村真一郎対談「おもしろく源氏を読む 源氏物語講義」(朝日出版社 1980年刊)、手塚富雄訳「ハイデッガー選集…

菅と孫

7月13日は新しい日本に向けて険しいながら第一歩が踏み出された日として記憶に残るだろう。菅と孫という政治家と企業家が国策をリードする動きをはじめた。個人的な動きは延命だとか野望だとかに間違えられやすい。党内の議論がないとか具体性に乏しいだのと…

夏の朝

天たかく広がる青空。地を照らす強い陽射し。そよぐ葉の生茂る林。みえぬ蝉の絶えまない声。